神戸に泊まり、明石に行って今度は京都に戻り京都駅で昼食です。
京都駅の近鉄のレストラン街を行ったり来たりして何にするか考えました。
さっぱりしたものが食べたくなって、あまり京都らしくはないのですがそばにしてみました。
京都はニシンそばが有名ですが、あれはあんまり好きでない。
ただの温かい蕎麦の上にニシンの甘く煮たものがのっているだけですからね。
だけど他に何が京都らしいものかは知らないので定食を。
蕎麦は冷たいおろしそばにしてみました。
関西の蕎麦は期待していませんでしたが、これが意外とうまい。
茹で方もバッチリです。
ところで左上の真っ赤なマグロの刺身のようなものは何でしょう。
これ近江八幡名物、赤コンニャクなんだそうです。
刺身のように食べます。
調べるまで何かわからず、タイのルアットムーを思い出して生臭いんじゃないかと少し心配しました。まさか日本でしかも京都で豚の血を出すことはしないだろう。
まあ味はコンニャクそのもの。
赤さからくる味は特に感じません。
調べてみると、この赤コンニャク、酸化鉄を入れているのだそうです。
赤錆ですよ。
正確にいうと三酸化第二鉄Fe2O3です。
赤いものって大抵鉄イオンのせいで赤いんです。
豚の血を固めたルアットムーが赤いのはもちろん豚の血のヘモグロビンですが、ヘモグロビンも鉄が入っている。
さらに言えばイサーンの土が赤いのも鉄のせいですね。
この記事を他の方にご紹介いただけるならここをクリック