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バナナがあるから大丈夫、スリランカ

さて日常が少し落ち着いてきたのでスリランカ最終編コロンボに参りましょう。
キャンディからコロンボに列車に乗ってやってきて、ゲストハウスに着くまでにTUKTUKでぼったくられた話を以前書きました。
更に予約したゲストハウスが予約の時に書いてあった新築ではなく、更にエアコン代まで取られたとも。

最初のTUKTUKの印象が悪かったので、「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」で一挙に印象が悪くなったコロンボですがだんだん慣れてくるとそれほど悪くはありません。
それに宿泊していたのはコロンボではなくてマウントラヴィニアです。
agodaにはコロンボと書いてあったんですけどね。

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スリランカの国旗はユニークですね。
日本の国旗とは正反対の複雑な絵柄です。
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さて今回のゲストハウスは朝食がありません。
確かに朝食無しで予約したんですが、頼めばできるのかと思っていました。

朝起きたら一刻も早くご飯が食べたい高血圧の私。
朝起きて宿に朝食がないのはちょっと辛いです。
止むを得ず朝暗いうちから海岸を散歩して、朝ごはん探し。
このマウントラヴィニアのあたりは屋台もないし、かといってKFCなんてつまらない。

パン屋さんらしきお店がありました。
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サンドウィッチがゴロゴロ並んでいます。
パンは美味しくないだろうなあと思いつつもここで朝ごはんをいただくことにしました。
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今や日本のパンはレベルが高いですよね。
焼き立てパン屋はもちろんのこと、ヤマザキやパスコのロールパンや食パンだってたいしたもの。
果たしてイギリス植民地の経験があるスリランカはどうでしょうか。
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ソーセージパンと砂糖がまぶされたパン。それとミルクティーです。
お味は、まあまあ。昔の日本のパンのようです。
今の日本と比べちゃいけません。
この後ミルクティーをもう一杯お代わりしました。
あまーいやつでしたけど。
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朝食を食べて宿に戻る前に、スリランカではどこでも売っているミニバナナを買って帰りましょう。
1kgで90ルピー、約60円です。
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これだけで約20円。
ミニバナナだけど一本あたり5円です。
バナナはどこにでも売っているからバナナさえ食べていればスリランカで食事に困ることはありません。
バナナだけでですけど。
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今日は名古屋に日帰り出張でした。
少し霞んでいましたが、富士山が宙に浮いたように見えましたよ。
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昼前に名古屋に到着ですが品川で買ったお弁当を食べました。
本当はシウマイ弁当を食べたかったんだけどそこのお店では売ってなくてやむなく「国産黒毛和牛と博多やまや辛子明太子弁当」という長い名前のお弁当。
値段が高いこともあって美味しいんだけど、量がちょっと少ないな。
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最近はこういうカッコつけたブランドネームが多いですね。
それに比べてシウマイ弁当というシンプルな名前の潔さ。
とにかくわざとらしくて軽薄なネーミング蔓延していて嫌です。


ところで新幹線の中の電光掲示板にニュースが流れていますが、ここに広告も流れてきますね。
いくつかをすべて正確に書き写してみました。

「三菱ケミカルのべネビオールは、植物由来で環境に優しいウレタン原料。優れた耐久性から車の内装シートに。これも三菱ケミカルの仕事です」

「JSRのライフサイエンス事業は、バイオ医薬や診断に役立つ材料を生み出し、人々の生命と健康を支えていきます。 JSR株式会社」

「住友電工鉄道用トロリ線は新幹線を支え、光ファイバはインターネット社会を支える。確かな技術で次代の社会生活も支えます、住友電工。」

新幹線という限られた場所に流れてくるこの文字広告。
なぜか同業者の広告が多いんです。そのせいかこれ見ていると苦しくなってくるんです。
きっと文字数が決まっていて担当者が上司からこの文字数で広告を考えよ、と命令されて一生懸命考えて提出したらあちらこちらの部署からだめだしがあり、句読点の有り無しまで会議で議論してやっとできたかと思いきや、最後は社長にダメ出しされて全部作り直し。
このつまらない文に、一言ひとこと、さらに句読点マルまで、給与の高い人たちが時間をかけて作ったものに違いないんです。

それなのに知らない人には全く意味のない広告。
なるべく受けようとして書いつもりなのに、社内文書のような無味乾燥な文。
なんじゃい、べネビオール、どこがトロトロなんだろうトロリ線。とほとんどの人が見向きもしないこの文字広告の努力と虚しさに胸が痛くなります。
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大丈夫、私が見て今書き写しましたから。
おお、もう新横浜だ。



by sukhumvit-asok | 2018-03-29 19:02 | スリランカ コロンボ | Comments(0)
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