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チャオプラヤー川がタイの原点

私がタイに初めてきたのは2000年の1月でした。
その頃ミレニアム問題で飛行機が危ないとか言われていましたが、もう1月1日も過ぎたので大丈夫だろうと思っていたことを思い出します。

仕事でしたが、どういうわけかペニンスラーホテルに泊まり、途中そこからロイヤルオーキッドシェラトンに移動して泊まったのです。
初めてのバンコクがここでしたから、今思えば私のタイの印象は通常のタイではなく特別な環境のタイでした。
そのときに移動で使ったペニンスラーホテルの高級渡し船は今でも活躍しています。
もうなかなか使わせてもらう機会はありませんが。
あのときチャオプラヤー川の涼しい風にあたりながら、将来のことを考えたことが今でも忘れられません。
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ただその時の環境があまりにも別世界であることには気がついていて、次は自分自身でリアルなタイを見たいと思っていました。

(バンコクもクリスマスシーズンになっていますが、スリランカといい、タイといいこの暑さの中赤いサンタクロースの服には違和感を感じますね)
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それから今回のような途中寄り道も含めて何十回バンコクを歩いたでしょうか。
私の旅はその場所の観光地などを回って通り過ぎることではなく、自分がその場所に慣れて、ある程度そこの文化や風習に同化できることに楽しさを感じることなんです。観光名所にはもちろん行きますが、それは私のとって歩き回るための1つの手段に過ぎません。

海外のその場所が自分にとって非日常ではなくて、ある程度理解して馴染んでいる。
だけど住んでいるわけではないので実際は知らないことは尽きない。
今でもその尽きることがない異文化の世界を知るプロセスに楽しさを感じているんですね。
私が海外であえて床屋に行ったりするのもこのためなんです。
(なんて変わった楽しみ方だろうと思われるでしょうけど)
ですから究極はその場所に住むことでしょうけど、少し知っているからこそ、その中で住むことが大変なことも理解しています。
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海外で生活するときの楽しさを満喫し、苦労も旅人としてちょっと感じる。
だけど苦労は所詮それは旅先にいるときだけのことで、帰国したらなくなってしまう。
そんな卑怯な体験をするためにきているようなものです。
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昨日は思いついて夕焼けの暁の寺院?の写真を撮りに行きました。
たくさんシャッターを押し何枚も写真があるので、帰ってから「今日の暁の寺院」というシリーズで写真を使い切りたいです。

ということですでにバンコクに移動したので、今日のスリランカ人は一旦昨日で終了です。



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by sukhumvit-asok | 2017-12-18 11:18 | バンコク | Comments(0)
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