熱々カップルに当てられて、漁港近くにやってきました。前に書きましたが、「シンハラ人の漁民は、仏教の不殺生戒を守ることが出来ないので、キリスト教に帰依しているものが多い」とのことで漁港にはキリスト教関係のオブジェがたくさんあります。
おお、魚臭い(生まれが干物の産地でしたからけして嫌いじゃないんです)
これ、けして適当に籠からばらまいたんじゃありません。
魚の並び方を見ると、模様のようになっており全部によく日が当たるように丁寧に並べたものだとわかります。
魚を干すと凝縮されて、生とはまた違ったうまさになること、きっと古代からわかっていたことでしょう。
私はヨーロッパで干物というのはあまり聞いたことがありませんが南欧では鱈の干物を食べるようです。
天日干しの干物、美味しいでしょうね。
落ちているのでいいから一匹拾って食べてみたい。
私がカメラを持って写真を撮ってきてもみなさん忙しくしていて、相手にしてくれません。
それでいいんです。
私もお仕事の邪魔はしませんから。
今日は日曜日で、ニゴンボで有名なすぐ近くの魚市場はお休みです。
ですけど、干物作りには休みがありません。
だって魚が捕れたら日がある内に干さなきゃいけないんですから。
これ、我ながら気に入った一枚。
脇目も振らず仕事をしている人々も美しい。